これをマスター
マスター IFでデータを分類しようテーマ
価格を条件にあわせて分類しよう
COUNTIF( 条件, 正結果, 否結果 )
A | B | C | D | E | F | G | |
1 | 連番 | カテゴリー | 商品名 | サイズ | 価格 | 価格帯 | 結果 |
2 | 1 | コーヒー | ドリップコーヒー | ショート | 290 | =IF(E1>500,”高”, “低”) | 低 |
3 | 2 | コーヒー | ドリップコーヒー | トール | 330 | =IF(E2>500,”高”, “低”) | 低 |
4 | 3 | コーヒー | ドリップコーヒー | グランデ | 370 | =IF(E3>500,”高”, “低”) | 低 |
5 | 4 | コーヒー | ドリップコーヒー | ベンティ | 410 | =IF(E4>500,”高”, “低”) | 低 |
6 | 5 | コーヒー | プレミアム | ショート | 650 | =IF(E5>500,”高”, “低”) | 高 |
7 | 6 | コーヒー | プレミアム | トール | 680 | =IF(E6>500,”高”, “低”)0 | 高 |
8 | 7 | コーヒー | プレミアム | グランデ | 700 | =IF(E7>500,”高”, “低”) | 高 |
9 | 8 | コーヒー | プレミアム | ベンティ | 740 | =IF(E8>500,”高”, “低”) | 高 |
10 | 9 | アイスコーヒー | ナイトロ | ベンティ | 460 | =IF(E9>500,”高”, “低”) | 低 |
はじめに
IFは条件にあっているかどうかを確かめ
結果によって違う値を表示できる関数です
上の例ではF列のIF関数において
E列の価格が500円より高いかどうかで、
「高」「低」を表示しています
(結果はスペースの都合上G列に表示してあります)
詳しく
IF( 条件, 正結果, 否結果)
条件には、チェックしたい条件、セルの値が大きい小さいとか
ある文字に等しいとか、ある日付より大きいなどを指定します
正結果には、上の条件が正しかった場合に表示する値を指定します
否結果には、上の条件が正しくなかった場合に表示する値を指定します
もう一歩
上の例では条件が1つ、価格が高いか低いか、だけでしたが
条件を複数チェックしたい場合はどうするのでしょうか?
例えば、
500円未満は「低」
500円以上700円未満は「中」
700円以上は「高」と3つの条件を指定したい場合
IF(E1>=700,”高”, IF(E1>=500,”中”, “低”))
従来のやり方だと、IF関数の中にIF関数をどんどん追加していく
ネストと言うやり方でした
関数全体がどんどん長くなっていき、あとから変更する際に
ロジックを理解するのが面倒だったりしました
この悩みに応えてくれて
Excel2019からIFSという関数が追加されました
このIFSは(IFの複数形なのでS)では
一つの関数で複数の条件分岐を行えます
IFSを使うとすっきり書く事が出来ます
=IFS( F1 < 500, “低”, F1 =< 500, “中”, F1 =< 700, “高”)